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前回まで、WordやExcelでの文書作成の際の方法についてお伝えしました。
作成した文書は、もちろん「紙に出力したい」ですね。
そこで今回は、プリンタの選び方について考えます。
「年賀状の印刷」が毎年大変で、というような方も多くいらっしゃると思いますが、その準備の意味でも、少し検討しておきましょう。
とはいえ、各メーカーから様々なプリンタが発売されていますね。
一般的なプリンタを大まかに分類すると、下の三つに分けることが出来ます。
これのうち、どれが良いか?という事ですが、皆さんの業務内容、使い方により「プリンタに求めるもの」はそれぞれ違うと思います。
一般的には、下の5つのポイントに注意を払えばよいと思います。
では、これらのプリンタについて、評価ポイントを見ていきましょう。
非常に少ない。(人間が定期的にメンテナンスするため)
コピーと同様「1枚○円」などと固定されるなど、高コストになりがち。
オプションでネットワーク接続できますが、高価格になりがち。
オプション代だけで安いプリンタを購入できたりしますね。
機能が充実していることが多い。
カラー対応機種は、本体、ランニングコスト共に高価格になりがち。
カラーでの印刷では、1枚3-40円というケースも。
トラブルが少ないのが魅力ですが、総じてコストが高いのがデメリットです。
コピー機をリースで導入している事業所は多いでしょうが、もし設置場所があるなら、別にレーザープリンタも併設した方がコストを削減できるかも知れません。
比較的少ない。
ただし「感光体ユニット」が交換できる機種を選ぶことをお勧めします。
ただし対応機種を選び、きちんと初期設定する事。
ただし対応機種を選び、きちんと初期設定する事。
カラーの場合、トナーも色ごとにバラバラに購入可能。
全体的にバランスが取れています。
「高価で大量に印刷するビジネス向け」という印象が昔は強かったのですが、たまにしか印刷しない所こそカラーレーザープリンタがおすすめです。昔に比べて値段も下がっていますね。
(参考) Amazonで「レーザープリンター カラー」を検索した結果
「たまに使う」ケースでは、高い確率でインクの目詰まりを起こす。
特に目詰まりを起こした際、ヘッドクリーニングにインクを使うため、カタログ上のランニングコストより悪い。
ただし対応機種を選び、きちんと初期設定する事。
ただし対応機種を選び、きちんと初期設定する事。
写真を印刷する場合、レーザープリンタよりもきれいに出る。
写真印刷で画質を求める場合、インクジェットがおすすめです。
「たまに印刷する」という場合はお勧めしません。
上記を簡単に表にまとめると下のようになります。
(a)リース | (b)買取 レーザー | (c)買取 インクジェット | コメント | |
---|---|---|---|---|
(1)トラブル | ◎ | ○ | × | トラブルが少ないのは(a)リースの複合機。 |
(2)ランニング コスト | × | ○ | △ | 買い取りのレーザープリンタが有利。 |
(3)ネットワーク接続 | △ | ○ | ○ | 複数PCから使う場合、(b)(c)買い取りのプリンタが有利。 |
(4)FAX機能 | ◎ | ○ | ○ | やや(a)リース複合機が有利。 |
(5)カラー対応 | △ | ○ | ◎ | 写真印刷の画質を特に重視する場合は(c)インクジェット。 |
ちなみに弊社のケースを紹介すると、EPSONの「LP-A500F」というFAX対応のA4サイズのカラーレーザープリンタの複合機です。2005年に購入したものです。
さらに詳しいプリンタの選定・導入や、プリンタの設定代行などは、ぜひ、弊社にお申し付けください。
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