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UEFIとBIOS

 6月の Windows Update で再起動後、パソコンが起動しなくなる、という障害が報告されています。

 富士通製およびマウスコンピュータ製の一部の機種が報じられていますが、 原理的には他のメーカー製PCでも起きえるものです。

 今回は Windows が UEFI の更新に失敗しているとのことですが、この背景について簡単に説明します。

◆ 障害の背景

 一般にWindowsなどのOSはディスクの中にインストールされています。

 パソコンには複数のディスクを接続することができますし、あるいはUSBメモリから起動することもできます。

 つまり、どのディスクから起動するか、どこかで指定できる必要があります。

 このような情報を管理するのが UEFI あるいは BIOS です。

 今回の障害は Windows UpdateによりUEFIを更新しようとしたところ、UEFIの領域不足により書き換えが失敗し、起動不能にるものです。

 たとえばBitLockerというディスクのセキュリティを保護する設定が勝手に有効になってしまい、この結果、ディスクを正しく読み込めず起動しない、という症状が報告されています。

◆ UEFIとBIOS

 UEFI(Unified Extensible Firmware Interfaceの略)はハードウェアとOSの 中継をするためのプログラムで、たとえば上記のように起動ディスクを指定する ほか、CPUの速度を調整できるものもあります。

 以前はBIOS(Basic Input/Output System)と呼ばれるプログラムがこれを 担当していました。

 UEFIはBIOSを改良、発展したもので、グラフィカルな設定画面があったり、 マウスが使えたり、高速起動に対応していたりというメリットがあります。

 ややこしいことに、場合によってはUEFIをBIOSと呼ぶケースもあります。

◆ UEFIの書き換えの理由

 BIOSもUEFIもプログラムなので、不具合が入り込むことがあります。 放置すると安定性が悪い、あるいはセキュリティ上の問題が起こりえる、 あるいはCPUにダメージを与える、という障害がおこることがります。

 その場合には、更新版がリリースされます。BIOSの書き換えは、以前は導入初期、あるいはPCの動作が不安定な時に 念のために実施する、というようなものでした。

 これに対し、SurfaceなどのMicrosoft製品でWindowsの更新と同時にUEFIも 更新できるようになり、いまは他のメーカーでも、UEFIの更新がWindowsの 更新に含まれるケースが見られるようになりました。

 Windowsがより安全に、あるいはより効率的に動作するという目的はありますが 起動しなくなるのは大変に困りますね。

◆ 対処方法

 問題の起きる機種に対しては、該当のWindowsの更新プログラムの配信を 停めるなどの処置が行われました。

 動かなくなってしまったPCについては、メーカーは工場出荷状態に戻すことを 推奨することがあります。

 一方で、UEFIをクリアすることにより復旧可能という報告もあります。

 もし何か問題が生じた際は、弊社にご連絡いただけたら幸いです。


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